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[Photo] 歌志内市の大正館と郷土館ゆめつむぎ

大正館

大正館は歌志内市在住の画家・本城義雄氏の私設ギャラリーで、1年のうちGW(ゴールデンウイーク)の時だけ一般公開されています。

今年(2017年)のGWに訪問させて頂きました。

かつては炭坑の町として栄えた歌志内。
その当時を偲ばせる生活雑貨が2階建て石造り倉庫の中にところ狭しと並べられています。

これらの雑貨は元々は本城氏が絵画に描く小道具の参考資料として収集したものだったとのこと。

壁を埋め尽くす時計はこの一般公開の時だけ一つ一つゼンマイを巻いて動かしているそうです(その作業量を思うと頭が下がります・・・)

時計たちがチクタクと秒針を刻み、時折、時報の鐘を鳴らしながら動き続けていると、命を宿して生きているような感じがします。
(と、時計の収蔵品が多い理由について氏がそのように仰っていたのですが、細かい文面は忘れたので私の言葉で再構成しました。)

実際、当時の世界がこの空間の中でまだ生きているような、不思議な感覚に陥りました。

そして是非いっしょに見て頂きたいのは隣のアトリエで同時公開されている氏の絵画です。
シュールレアリスムの世界は見応えがあります。

本城氏は国画会会員・全道展会員で、道展では審査員も務められており、そんな実績のある氏が作品だけでなくアトリエ・収集資料まで一般公開してくださるのは太っ腹と言うしかありません。

入場料は無料ですが、個人で無償公開されている氏を応援するためにも、是非、募金代わりにポスター(1000円くらい)を買って頂ければと思います(私は回し者じゃないですよ笑)。

一階の様子の動画(音声なし)。

歌志内市郷土館ゆめつむぎ


その大正館の真向かいにあるのが『歌志内市郷土館ゆめつむぎ』。

入場料は僅か200円なのですが、こちらもなかなか見応えのある内容で、展示内容と料金の釣り合いがとれていません。

やはり石炭で栄えた時代の日常品や炭坑関連の展示が中心ですが、大正館とは年代や方向性が異なるので、ちょうどお互いに補完し合って歌志内の歴史を伝えているように感じました。

懐かしのPC-6001!

こんなところで(すいません)スバル360を見れるとは思わなかったので、ちょっとした驚きでした。

歌志内市郷土館ゆめつむぎ
http://yumetsumugi.ec-net.jp/

📷 EOS 5D MarkII / EF16-35mm F4L IS USM

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