既にご存知かとは思いますが、先日の北海道胆振東部地震により、北海道は大規模な停電に見舞われました。
不謹慎だとは思いつつも、その日の夜は自転車で大通公園〜ススキノ方面に突撃してきました。
札幌テレビ塔は、時刻を表示している電光掲示板が消灯していました。
周囲一帯では、非常電源を備えたビルの明かりだけが点いていたようです。
写真は強めに露光しているので明るく感じられるかもしれませんが、実際はもっと暗かったです。
『眠らない街』と形容されることも多いススキノですが、この日は完全に眠ってました。
殆どの通りが擦れ違う人の顔もわからないくらいの真っ暗闇で、大きい通りには通行人がちらほらいましたが、ちょっと路地裏に入ると人っ子一人いない感じでした。
そこかしこで電池切れを知らせる火災報知器のブザーが鳴ってましたが、それでも不思議と落ち着いていて怖くは無かったです。
なんとも不思議な光景でした。
軒先にテーブルを出して臨時営業している飲食店が、私が見つけた範囲では2店ありました。頑張ってましたね。
星の綺麗な夜でした。
📷 EOS 5DMarkII / SIGMA 20mm F1.4 DG HSM