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[Photo] 2月の函館 / 東アジアの人たちについて考えさせられたこと



函館山展望台からの函館の夜景

一昨年の2月に函館に行く機会があった時のことです。
日本人と、中国人・韓国人との国民性の違いについて考えさせられることがありました。

有名な函館山の展望台に登ったのですが、ちょうど春節のシーズンだったので、中国と韓国からの団体さんと鉢合わせしました。
その場にいた人のほとんどが中国人で、韓国人が少し、日本人はもっと少なくて20人に1人もいなかったと思います。

そこまでは別に問題なかったのですが、彼らは展望台の前の方のいい場所を集団で陣取ったまま、後ろの人に場所を譲ろうとしません・・・。
時刻は日の入りの前後、いわゆるマジックアワーと呼ばれる夕景の綺麗な絶好の時間帯だったのですが、30分以上は最前列を独占したまま、後ろの人のことは全く気にしていない様子でした。
もし日本人だったら、何分か経ったら後ろの人に譲るとか、「代わりましょうか?」と尋ねるかと思うのですが、その常識が通じないようで、私と同じように後ろの方に追いやられていた日本人を見つけて、お互い大変ですねと苦笑しあいました。

やがて日が沈んで暗くなると、最前列を独占していた人たちは飽きたのかいなくなり、私はやっと前の方に出ることが出来ました。
そうしてしばらく写真を撮っていたところ、背後から中国語と身振り手振りで話しかけてくるおばさんが。
どうやら、場所を代わってほしいと言ってるらしいです。そう来られると、日本人の私としては遠慮して譲らざるをえないです。

さらにその後 後ろの方で少し休んでいると、若い女性がカメラの三脚を貸して欲しいと頼んできました。
(その人は英語が話せたので簡単な意思疎通が出来ましたが香港の大学生とのこと。)

確かにカメラマン目線で考えるのなら、目の前に一生に一度の絶景があり、しかし三脚がなくてそれを綺麗に撮れないのであれば、貸してくれる人に借りるのは正しい選択だと思います。
しかし、言葉の通じない外国に行って、見ず知らずの人に貸してと頼む度胸は日本人にはなかなか無いのではないかと思います。

以上の体験を通じて考えさせられたのですが、日本人には決定的に欠けているアグレッシブさを彼の国の人たちは持っているのだなと。良くも悪くも。

日本人同士だと互いに相手のことを察して譲りあう文化があり、これは言い方を変えると、相手に察してもらうことを期待する、ある種の甘えの文化でもあるのですが、彼らの文化では、相手にそのような配慮を期待をしないで、まずはアグレッシブに自己主張するのだと強く感じました。

例えば、前述の、展望台の最前列を独占されたケースでは、独占することは彼らの価値観では全く悪いことでは無く、譲って欲しいと言わなかった私の方が悪いのかもしれません。(あくまで、彼らの価値観においてはということです。)

余談になりますが、私が以前にアメリカに住んでいた時も、アメリカは自己主張の強い社会だと痛感させられたのですが、しかしまだ他者への配慮はあったと思います。少なくとも後ろで待っている人に気軽に挨拶して場所を交代するくらいの配慮は。

これが観光地だけの問題であれば笑い話で済むのかもしれませんが、これから先、世界を舞台にビジネスや政治の世界で協力あるいは競争していかないといけない相手の人たちがこのようにアグレッシブで、かたや日本人の方は控えめで遠慮がちな性格だと、かなり不利になると思うのです。

はたして、このような隣人たちを相手に、日本人はうまく付き合っていけるのだろうかと考えさせられた体験でした。

函館ハリストス正教会
函館ハリストス正教会。
ここら辺は函館山ロープウェイの乗り場から近く、開拓時代の古い町並みが残っているので、ぶらりと散策するだけでも楽しいと思います。

函館・八幡坂 / 摩周丸
八幡坂と摩周丸

JR函館駅
JR函館駅

ラッキーピエロ 五稜郭公園前店
函館名物、ラッキーピエロの五稜郭公園前店。右の塔は五稜郭タワー。

ラッキーピエロのチャイチキ(チャイニーズチキンバーガー)セット
その人気メニュー、チャイチキ(チャイニーズチキンバーガー)セット

CANON EOS 5DMark2 / EF16-35mm F4L IS USM / TAMRON SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD

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