少し前のことですが、自宅で居間から離れている部屋でもテレビを見たいと思い Sling Media SLINGBOX 350 を購入しました。
画質・操作性などはまずまずで快適に使っていたのですが、夏が近づくにつれ、使用中にフリーズする現象が多発。
おそらく熱暴走ではないかと思い、とりあえず中がどうなっているのか確認するために分解してみました。
ちなみに本体を開封するのが異様に難しかったです。真似したい人はプラスチックの爪を1,2本折るのを覚悟するべき。
基盤を見ると、穴の空いたアルミ板が中央に鎮座しており、これはヒートシンクではと思うかもしれませんが、チップには接触していないので、ただの電磁シールドだと思われます。
全てのチップにヒートシンクが付いていないので、とにかく冷却させることにします。
アルミ板を取り外すとこんな感じ。
ViXSと書いてあるのがエンコード用のチップ。その右横に2つあるのはメモリ。その上にあるのは音声エンコード用チップ。
エンコード用チップにヒートシンクを取り付けるとアルミ板を取り付けることが出来なくなります。
そこで、熱伝導用シリコンシートを使ってチップの熱をアルミ板に逃がし、さらにアルミ板の上にヒートシンクを貼り付けることにしました。
熱伝導用シリコンシートは以前に別件で購入したものの残りがあったので流用。
熱伝導用シリコンシートだけではアルミ板までの距離が足りないので、手持ちの銅板を熱伝導両面テープでチップの上に貼り、
その上に熱伝導シリコンシートの形状を整え、厚みも削って調整してから置く(見た目が汚くてすいません)。
銅板を使うことでシリコンシートだけよりも熱伝導率が良くなっているはず。
そしてアルミ板を取り付け、熱伝導シリコンシートがしっかり密着しているのを確認した後、手持ちのチップ用ヒートシンクを貼り付ける。とにかく貼り付ける(ここで見た目を気にすると負けです)。
そして通電テスト。問題なく動作し、以来、熱暴走によるフリーズは全く起きなくなりました。
実は以前にも、某C社のWiFiルーターが頻繁にフリーズするのでチップにヒートシンクを取り付けたところ改善したという事がありました。
我が家は北海道なので、クーラーが無いとは言え夏でもそんなに暑いわけではないので(南の地方と比べたらですが)、熱対策のコストをケチっているとしか思えません。
とにかく、熱暴走による電子機器のフリーズが疑われたらヒートシンクを貼り付けて様子を見るのは有効だと思います。ただし当然ながら、機械を開封した時点でメーカーの保証は受けられなくなりますので各自の自己責任で。
(極端な話、改造が原因で火事になっても補償は受けられませんので)
たこ 2016年11月7日
こんばんは。はじめまして。
”たこ”と申します。
私はタイセリオンの大ファンで10年以上前からたびたびタイセリオンをプレーさせて頂いております。
本日コメントさせていただいたのはタイセリオンという素晴らしいゲームを開発して頂いたことに対する感謝をお伝えしたかったためです。
初めてタイセリオンをプレーしたのは小学2年生の頃で、「私もこんなゲームを作ってみたい」という思いからPCに興味を持ち、それがきっかけで現在ではSEの職に就いています。(ゲーム業界ではありませんが。)
一方的に私の話をしてすみません。
タイセリオンに影響を受けた私のような人間がいることをお伝えしたかったのです。
タイセリオンを開発してくださり、ありがとうございました。
tomoya 2016年11月9日 — 投稿者
>たこさん
タイセリオンのことを覚えていていただいて逆に感謝といいますか、恐縮です。
当時は小2だったのですか・・そこまで若い方が遊んでいるとは当時は思いもしませんでした。
思い出してみたら私がプログラミングを始めたのも小4くらいの時で
まだファミコンが出る前に、店頭のパソコンでゲームにはまったのがきっかけでした。
最近、歳のせいか創作意欲(プログラムだけでなく他の趣味も含めて)が低下気味だったのですが、
たこさんのメッセージに元気をちょびっと分けてもらえたような気がします。
もしまたどこかでお目に掛かる機会がありましたら、宜しくお願いいたします!